長野県ゆかりの若手支援を目的として行われた企画公募に選抜された3名による個展。
油井祥子は1991年長野県南佐久郡川上村生まれ。長野県川上村在住。絵画の展示。
篠田優は1986年長野県松本市生まれ。神奈川県在住。写真の展示。
齋藤春佳は1988年長野県諏訪市生まれ。東京都在住。インスタレーションの展示。


油井祥子 だれかのいつか
油彩による風景画の展覧会です。長野県民にとって身近であり、遠い存在でもある山や空を主な題材にして制作しています。毎日見送る太陽、移り変わる季節と色に思いを寄せて描き、薄れていく温度の記憶や感じていた想いを留めるために絵画にしています。全て私の描きたかった風景ですが、鑑賞者の過去の思い出を引き出すような、それぞれが心に留めている心象風景として感じとってもらえたら、そして帰りに誰かといつかの思い出話をしたくなってもらえたらうれしいです。
展覧会チラシより転載


篠田優 Fragments of the place 2017–2019
本展覧会「Fragments of the place 2017–2019」を構成する写真は長野県信濃美術館を被写体としています。写真家の篠田優は2017年に開催された同館のクロージング展「長野県信濃美術館クロージング ネオヴィジョン 新たな広がり」に招聘されてから、2019年に同建築が解体されるその時まで撮影を続けました。
長野県信濃美術館は1966年に開館して以来、特徴的なファサードを持つ美術館として、善光寺の至近に建つその立地も相まって、人々に長く親しまれてきました。そうした場所の終わりに際して篠田が注目したのは、屋根や窓、暖房器具、展示室に置かれた椅子といったものでした。
それらは美術館を長年にわたって支えながらも、その解体に際しては特に注目されることがなかったといっても過言ではありません。そうしたものたちの姿を可能な限り覚えておくために写真を撮ったのだと、篠田は言葉にしています。解体を経たのちも残り続けるそれらのイメージは、ある時のある場所において確かに存在していたものたちとの、篠田にとっては何ものにも代えがたい、交感の記録なのです。
提供情報より


齋藤春佳 影の形が山
作者の祖母による常念岳についての個人的思い出(聞くことでお話として知ることはできるが、他者に経験できない出来事)と、山の稜線(遠くから見ることでだけ現れる、山の中からは見ることができない線)が主題。2017年発表作品を映像、音声、立体などによって展示室の空間全体を作品として再構成する。
思い出を語る祖母/聞く孫による語りは「私」という主語を通して主体を入れ替えつつ再演され、時間に対流を起こす。
展覧会チラシより転載
若手作家公募個展 ステップ2025 齋藤春佳×篠田優×油井祥子
第1美術展示ホール 油井祥子「だれかのいつか」
第2美術展示ホール 篠田優「Fragments of the place 2017–2019」
第3美術展示ホール 齋藤春佳「影の形が山」
会期:2025年8月9日(土)〜8月24日(日)
休館:8月12日(火)、8月18日(月)
時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入場料:無料
会場:長野県伊那文化会館 美術展示ホール
住所:長野県伊那市西町5776(春日公園内)
電話:0265-73-8822
https://inabun.jp
*アーティスト×審査員・トーク
作家選抜にあたった審査員と作家による対話形式のギャラリートーク。
8月10日(日) 齋藤春佳×金井直(信州大学人文学部教授)
8月16日(土) 篠田優×笠原美智子(長野県立美術館館長)
8月23日(土) 油井祥子×ロジャー・マクドナルド(NPO法人AITプログラムディレクター)
時間:14:00〜15:00
場所:各展示室内
料金:参加費無料
◇篠田優ウェブサイト
https://shinodayu.com
◇齋藤春佳ウェブサイト
http://saitouharuyoi.web.fc2.com
経路
◆〈駅から徒歩の場合〉JR飯田線「伊那市」駅下車。改札、出口は一箇所。駅を背にして前方に伸びている道を進む(右角に「越後屋」。「伊那文化会館」を示す小さな看板あり)。「伊那市駅前」交差点を通過。道路上方に「伊那文化会館」を示す看板あり。「合同庁舎西」交差点を左折。カーブする坂道を道なりに進む。「圓福寺」を通過。その先の、右側に神社のある二又では左の道を選ぶ(二又のところに「伊那文化会館」を示す看板あり)。そこからほぼまっすぐな道をしばらく進む。右側にある「伊那中学校」(4階建ての横長の校舎。壁のように同じ低木がいくつも並んでいる)を通過。その先の二又では左の道を選ぶ。左側に大きな建物が見える。その建物が「長野県伊那文化会館」。徒歩20分。
◆〈駅からバスの場合〉JR飯田線「伊那市」駅下車。改札、出口は一箇所。「伊那市」バス停から「市内西循環線」バスに乗車。「伊那文化会館」で下車。バスの運行は月〜金曜(土・日・祝は運休)、一日8便、およそ1時間おき。
◆JR飯田線「伊那市」駅下車。タクシーで約5分。
◆東京方面、名古屋方面、大阪方面から高速バスあり。「伊那バスターミナル」で下車。伊那文化会館までバスの場合はそこから上記の「市内西循環線」バスに乗車。徒歩の場合は、バスターミナルを出て右へ進み、すぐの信号のない交差点を通過。道路上方に「伊那文化会館」を示す看板あり。「伊那市駅前」交差点を左折。道路上方に「伊那文化会館」を示す看板あり。「合同庁舎西」交差点を左折。カーブする坂道を道なりに進む。「圓福寺」を通過。その先の、右側に神社のある二又では左の道を選ぶ(二又のところに「伊那文化会館」を示す看板あり)。そこからほぼまっすぐな道をしばらく進む。右側にある「伊那中学校」(4階建ての横長の校舎。壁のように同じ低木がいくつも並んでいる)を通過。その先の二又では左の道を選ぶ。左側に大きな建物が見える。その建物が「長野県伊那文化会館」。徒歩約20分。そのほか「伊那バスターミナル」からタクシーで約5分。
車椅子
「伊那市」駅からは坂道あり。自動車で。館内は車椅子対応。車椅子対応トイレあり。
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