ストラポンタン(展覧会紹介など)

“Turbulence─夏の終わりの上映会”

地主麻衣子《スーパー・ヤング・チリ》(2013)スチル ©Maiko Jinushi

 

HAGIWARA PROJECTSでは、8月22日(金)より10日間、「Turbulence─夏の終わりの上映会」と題し、3名のアーティストによる映像作品を1点ずつご紹介いたします。それぞれの作家が、異なる視点から社会や自己と向き合う映像表現を展開しています。いずれも発表の機会が限られてきた作品です。この機会にぜひご高覧ください。
 
渡邉庸平は、2014年に制作された《Black Box》を発表します。写真や絵画、立体など多様なメディアを用い、視点の相対性から世界の認識について探求してきた渡邉は、本作においても繊細なアプローチを展開しています。男性のモノローグと、それに呼応する静謐な映像が丁寧に紡がれ、観る者は語られるストーリーに引き込まれます。日常と非日常の境界をゆるやかに漂うような、不思議な余韻を残す作品です。
 
ボート・チャンは日々の中で感じる小さな感情や違和感を起点に、パフォーマンスやサウンド、テキスト等を通して、わたしたちが無自覚に受け入れてしまっている社会的規範や価値基準に問いを投げかけます。今回上映する《穴と不同意する》では、ドローイングをもとにした映像を用いて、現実への応答のあり方を探ります。イメージが反復されることによって社会への問いかけは鋭さを増し、見る者に強く迫ります。
 
地主麻衣子は、2013年に制作した《スーパー・ヤング・チリ》を上映します。「映画」という形式を意識して制作された本作は、アート業界をユーモラスに描いたコメディです。アーティストを志す里子が、有名キュレーターに自作をプレゼンしようと奮闘する様子を、コミカルかつ風刺的に描いています。今なお通じるリアルな感覚と複雑さを内包している作品です。
 
渡邉庸平は1990年福島県生まれ、東京を拠点に活動。
ボート・チャン(張小船)は1983年中国生まれ。東京と上海を拠点に活動。
地主麻衣子は1984年神奈川県生まれ。東京を拠点に活動。
 
プレスリリースから一部編集して転載

 

“Turbulence─夏の終わりの上映会”
参加作家:渡邉庸平/ボート・チャン/地主麻衣子
会期:2025年8月22日(金)〜8月31日(日)
休:会期中無休
上映時間:15:00/16:00/17:00/18:00(各回45分)
会場:HAGIWARA PROJECTS
住所:東京都江東区常盤1-13-6-1F
電話:03-6300-5881
予約不要
https://www.hagiwaraprojects.com
 

経路
◆都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅・A7出口を出て右へ。「大衆酒場魚三」を過ぎすぐの交差点を右折し進む。「常盤一丁目」交差点の横断歩道を進行方向に渡って左角の建物。
◆または、都営新宿線・都営大江戸線「森下」駅・A1出口を出て、右、右と向き、出口から出てきた方向とは逆側へ、「こがね製麺所」の見える方へ進む。そのまま直進。右手に見える「江東区立八名川小学校」「八名川公園」を通過。「常盤一丁目」交差点を進行方向に渡り右角の建物。
◆都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅・A1出口を出て左へ進む。川を越えて直進。最初の信号のある交差点(「ジャノメミシン」の角)を左折。「常盤一丁目」交差点の横断歩道を進行方向に渡って左角の建物。

 

車椅子
建物入口には短く緩やかなスロープ。

 

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