
本展では、1960年代の世界的な美術運動──「アルテ・ポーヴェラ」(イタリア)、「もの派」(日本)、そして「アンチフォーム」(アメリカ)──の流れの中から、アメリカを代表する二人の巨匠、カール・アンドレ(Carl Andre)とロバート・ライマン(Robert Ryman)に焦点を当て、現代の絵画と彫刻の本質に迫ります。
カール・アンドレ《Copper Galaxy》の空間体験(CONCEPT SPACE)
彫刻を台座から解き放ち、「場そのもの」を作品に変えたカール・アンドレ(1935–2024)。
鑑賞者と彫刻が同じ地平にあることを提示したその表現は、彫刻の概念を大きく更新し、インスタレーションの先駆ともなりました。
展示される作品《Copper Galaxy》は、長さ101mの銅板を螺旋状に床面へ設置した代表作です。銀河のように広がる構成の中に、見る者自身が巻き込まれるような空間体験が広がります。
ロバート・ライマン《白の上の白》の現在(CONCEPT SPACE/R2)
「何を描くか」ではなく、「どのように描くか」に向き合った画家、ロバート・ライマン(1930–2019)。
彼が追求したのは、絵画の根源的なあり方でした。白いキャンバスに白い絵の具をのせる、という極めてミニマルな行為の中に、無限の表情と構造を見出したその姿勢は、今なお多くのアーティストに影響を与え続けています。
本展では、5種類の白い水彩紙に白インクで刷られたモノタイプ作品(各1点もの)を展示。静謐でストイックな「白の上の白」の世界を、ぜひご体感ください。
本展「至福の絵画/彫刻」では、絵画と彫刻、それぞれの領域に革新をもたらした二人の巨匠の思考と実践を、一つの空間で同時に体感いただけます。
静けさの中に宿る「絵画の至福」、そして場を巻き込む「彫刻の至福」。
この特別な空間で、美術の根源に触れるひとときをお過ごしください。
CONCEPT SPACE
CONCEPT SPACE/R2
展覧会案内より抜粋して転載
至福の絵画 ロバート・ライマン/至福の彫刻 カール・アンドレ
会期:2026年1月10日(土)〜2月28日(土)
開場:毎週金・土・日曜
時間:13:00〜17:00
会場:CONCEPT SPACE(カール・アンドレ)、CONCEPT SPACE/R2(ロバート・ライマン)
住所:群馬県渋川市石原309-8
電話:090-8582-0414
※来場前日までに希望時間と人数を明記の上メール(hukuda3323@yahoo.co.jp)にて要予約
- JR上越線「渋川」駅を出て交番のある左側へ
- ターミナルを回り込み「和食処とんでん」の方へ渡って通り過ぎそのまま駅と垂直方向に「市役所通り」を直進
- 次の交差点を通過し、その次の角(駐車場の角)を左折(右手に「セブン–イレブン」)
- SLのある公園を右手に通り過ぎ「本沢医院」、四つ角を通過
- そこから数えて右手2つ目の道を右折、左側2軒目。徒歩10分。
建物の構造上入ることができません。
