
三好耕三は、1970年代に写真家としてのキャリアをスタートさせ、1981年から8×10インチ判の大型カメラでの撮影を始めました。
以降、「天真爛漫」「傍観」「温室」など日本人の姿や日本の原風景を捉えた作品を発表し、その綿密な描写と静謐な時間感覚によって独自の写真世界を確立してきました。
1990年代には5年間にわたり米国アリゾナ州ツーソンに滞在し、「Chapel」「Southwest」「Airfield」「CACTI」「In the Road」など、アメリカの広大な土地と光の中で、風景と流れる時間が響き合う作品を発表してきました。
帰国後も再び日本各地を巡り、「櫻」「海廻り」「東京巡景」「津々浦々」を発表。2009年からは16×20インチの超大型カメラに持ち替え、「湯船」「SABI」「林檎」「繭」などのシリーズで、旅と撮影を重ねています。
本展は1996年に発表した「CACTI」シリーズの続編として、新たに16×20インチのカメラで撮影されたものです。
二十数年の時を経て再びアリゾナの地へと足を運んだ三好は、2019年以降、コロナ期を除き2025年まで毎年アメリカを訪れ、新たなサボテンを撮影してきました。
成長すると15〜20メートルにもなる巨大なサワロサボテンは、150〜200年も生きると言われています。前作では、主に独立して立つサボテン一つひとつに焦点を当て、その存在を静かに見つめてきましたが、本作では、より自然体で被写体と向き合う自由な視線から、サボテンとその周囲の風景が織りなす光と空気を捉えています。
16×20インチの大型カメラで撮影し、密着プリントされたゼラチン・シルバー・プリント約30点をご覧いただきます。
プレスリリースより転載


©Kozo Miyoshi, courtesy of PGI
三好耕三作品展「1620 CACTI」
会期:2026年1月9日(金)〜3月4日(水)
休:日曜、祝
時間:11:00〜18:00
入場料:無料
会場:PGI
住所:東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
電話:03-5114-7935
https://www.pgi.ac
- 都営大江戸線「赤羽橋」駅・中之橋口を出て右、「ファミリーマート」の角を右折
- 四つ角を越え、次の四つ角の横断歩道を渡り直進、突き当たりを左へ
- 再び突き当たりを右折
- 「まいばすけっと」を右に見て小さな交差点を直進し左手の建物。オートロックのためインターホンで呼び出し。
ビル入口に段差あり。車椅子単独の場合は電話、介助者と一緒の場合はインターホンか電話でスタッフを呼び通用口から案内。
