ストラポンタン(展覧会紹介など)

金沢健一 線について─自作の4シリーズから

 

今回の展覧会は自作の4シリーズを取り上げ、線の要素について注目してみたい。
《音のかけら》では点としての音のつながりと線の音楽。
《手すさみのライン》では素材である鉄と点の運動としての線。
《振動態》では振動が作り上げる境界としての線-振動の物理現象であるクラドニ図形。
《延長線上のマリオネット》では糸で結ばれる関係としての線。
それぞれのシリーズにおいて「線」の在り様や現れ方を考察することで、単なる形状や輪郭としての線だけでなく、動きや時間の痕跡、物質との関わりや空間との対話、さらには人と人のあいだの見えない関係としての線にも意識が向く。「線」という普遍的な表現要素が、自身の制作を通じて多層的に展開し、新たな意味や感覚を立ち上げる契機としたい。
 
金沢健一

 

《音のかけら(N)》 1999年 撮影:多羅尾牧洋

 

《手すさみのライン》 2025年 撮影:多羅尾牧洋

 

《振動態─円900》 2003年 撮影:多羅尾牧洋

 

《関係─2つのマリオネット》 2021年 撮影:多羅尾牧洋

 

金沢健一 Kenichi Kanazawa
彫刻家。工業製品としての金属、鉄、ステンレス、アルミニウムを素材に、幾何学的な形態による構成的な作品、またそれと並行して、不定形に熔断した鉄板から音を発見する《音のかけら》、振動の物理現象であるクラドニ図形を利用した《振動態》など視覚、聴覚、触覚を結びつける作品も制作している。多くの美術館で展覧会、ワークショップを展開し、自らもパフォーマンスを行い、音楽家や舞踊家とのコラボレーションも多い。
プレスリリースより抜粋して転載

 

金沢健一 線について─自作の4シリーズから
会期:2026年5月1日(金)〜5月24日(日)
休:月曜(5月4日は開館)、5月7日(木)
時間:9:00〜17:00
会場:川越市立美術館 企画展示室
住所:埼玉県川越市郭町2-30-1
電話:049-228-8080
料金:無料
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/

 

ワークショップ「振動という出来事―クラドニ図形を作る」
振動の現象である「クラドニ図形」を鉄板を使って作ります。クラドニ図形は面状の物体を振動させることによって現れる不思議な図形で振動の波の境目に生じる図形です。正方形や円の鉄板上に振動を与えどのようなクラドニ図形が現れるか試みます。
講師:金沢健一(出品作家)
日時:2026年5月5日(火)13:00〜15:00
開催場所:川越市立美術館 創作室
対象:小学校4年生〜大人
定員:12人
申込:イベントページの申し込みフォームから要事前申込み(先着順)
申込締切日:2026年5月3日(日)
材料費:1000円
 
ワークショップ「からだが生みだす線の動き」
からだの骨や筋肉に意識を向けて、線の動きを導き出してみましょう。そして、その動きをドローイングや鉄線を曲げることによって造形作品につなげてみます。身体と造形のやり取りから見えてくる線の動きを探るワークショップです。
講師:里見まり子(即興舞踊家、宮城教育大学名誉教授)、金沢健一(出品作家)
日時:2026年5月9日(土)10:00〜15:00
開催場所:川越市立美術館 アートホール
対象:小学校4年生〜大人
定員:15人
申込:イベントページの申し込みフォームから要事前申込み(先着順)
申込締切日:2026年5月7日(木曜日)
材料費:1000円

 

里見まり子 Mariko Satomi
即興舞踊家・宮城教育大学名誉教授。ドイツで身体表現の理論と実践を学ぶ。1986〜2016年宮城教育大学に勤務。人が感覚のアンテナを伸ばしながら自身と向き合い、他者、もの、自然とつながっていく表現教育の実践を探求している。
プレスリリースより転載

 

ワークショップ「音のかけらを作る」
《音のかけら》は不定形に熔断した鉄板から音を発見する作品です。直径35cmの鉄板を熔断し、《音のかけら》を制作します。その音を体験し、みんなで色々な演奏を試みます。制作した作品一式は持ち帰れます。
講師:金沢健一(出品作家)
日時:2026年5月16日(土)10:00〜15:30
開催場所:川越市立美術館 創作室・アートホール
対象:小学校4年生〜大人
定員:12人
申込:イベントページの申し込みフォームから要事前申込み(先着順)
申込締切日:2026年5月14日(木)
材料費:5000円
 
パフォーマンス「延長線上のマリオネット─歩く人」
自動化されたマリオネットが踏み鳴らす板の音に色々な素材を介在させながら展開するマリオネットの動きと音のパフォーマンス。
出演:金沢健一(出品作家)
日時:2026年5月23日(土)14:00〜15:00
開催場所:川越市立美術館 アートホール
申込:事前申込不要
料金:無料
 
アーティストトーク
出品作品についてのトーク、デモンストレーションをします。
出演:金沢健一(出品作家)
日時:2026年5月2日(土)、5月24日(日)両日14:00〜15:00
開催場所:川越市立美術館 企画展示室
申込:事前申込不要
料金:無料

 

経路(川越駅または本川越駅からバスで「市役所前」下車)
  • 東武東上線・JR埼京線「川越」駅・東口7番のりばから、東武バス「川越運動公園/埼玉医大/上尾駅西口」行で「市役所前」下車
  • すぐの「市役所前」交差点(角に市役所)を右折
  • 市役所を左にして、初雁城(川越城)通りを直進
  • 「郭町」交差点を通過してさらに進み、左側の白い蔵のような建物。徒歩5分。(同バスは途中、西武新宿線「本川越」駅・5番のりばを経由)
経路(川越駅または本川越駅からバスで「札の辻」下車)
  • 東武東上線・JR埼京線「川越」駅・東口1・2・4・5・6番のりばから東武バス「蔵のまち」経由で「札の辻」下車
  • 「札の辻」交差点の「像」(左)と「時計」(右)の間の道を進む(「像」の近くに「市立美術館」を示す小さな看板あり)
  • 「市役所前」交差点(角に市役所)を直進
  • 「郭町」交差点を通過してさらに進み、左側の白い蔵のような建物。徒歩8分。(同バスは途中、西武新宿線「本川越」駅・5番のりばを経由)
経路(川越駅から「小江戸名所めぐりバス」)
  • 東武東上線・JR埼京線「川越」駅・東口3番のりばから「小江戸名所めぐりバス」で「博物館前」下車。
経路(川越駅または本川越駅から「小江戸巡回バス」)
  • 東武東上線・JR埼京線「川越」駅・西口2番のりば、または西武新宿線「本川越」駅から「小江戸巡回バス」で「博物館・美術館前」下車。

 

車椅子

車椅子対応。車椅子対応トイレあり。