

吉澤幸子は1947年東京生まれ。絵画、オブジェ、インスタレーションの展示。
何もかも忘れていくと思われた認知症の母がある日突然、かつて学徒出陣した兄の母校の応援歌を熱唱しだしたことをきっかけに、遠い南洋の底に今も眠るであろう叔父への思いを込めて表現の世界に踏み込んだのが吉澤幸子の初個展でした。以来、母の介護を続ける日常の中で、今も終わることのない暴力や差別への怒りと悲しみを様々な形で表現してきましたが、昨年、その母もこの世を去りました。
「その瞬間、母は、私の手の届かないところへ、行ってしまった。
たとえ、100年生きようと、自分への悔いが残る。」
作品発表を始めて以来、和紙に墨や顔料で描き出す絵画と様々な象徴的なオブジェによって亡くなった人々への思いを綴ってきた吉澤幸子は、今回、生の意味、死の意味、という永遠の問いにあらためて向き合うこととなりました。
プレスリリースより転載
吉澤幸子展 生と死
会期:2025年7月7日(月)~7月12日(土)
11:30~18:30(土曜日~17:00)
会場:ギャラリイK
住所:東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
電話:03-3563-4578
http://galleryk.la.coocan.jp/
経路
◆東京メトロ銀座線「京橋」駅1番出口を出てそのまま直進。交差点のところ、「ファミリーマート」の角を右折。黄色い看板の「酒蔵駒忠」の角を左折し左側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。徒歩2分。
◆都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口を出て直進。高速道路手前の、茶色いドアにツタのからまる建物の角を右折。右側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。
◆中央通りからは、京橋の高速道路脇「警察博物館」左脇の道を入り直進。四つ角左側にある黄色い看板の「酒蔵駒忠」を過ぎ左側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。
車椅子
建物入口に8段の階段あり。
SNS
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