杣木浩一は東京造形大学で成田克彦に学びます。合板で立体をつくり、その上にシナベニヤを張りウレタン塗装を重ね、表面研磨するという工程によって、独特の質感をもつ、反りと膨らみのある表現をしています。1998年に高木修らとABST(抽象)を結成し、定期的に展覧会を開催してきました。また、自身の作品を制作する傍ら、1981年から宮脇愛子のアシスタントを務めました。
プレスリリースより抜粋
宮脇愛子は阿部展也、斎藤義重に師事し、油彩制作を始めます。1959〜66年欧米各地に滞在して制作活動を行ないました。1966〜70年代真鍮、石、ガラスを用いた立体作品を制作。1980年からの代表的な彫刻作品《うつろひ》は、ピアノ線を使って空にドローイングを描くというコンセプトで、モンジュイック・オリンピック広場(バルセロナ)、ラ・デファンス(パリ)、奈義町現代美術館など世界各地にコレクションされています。晩年は車椅子での不自由な闘病生活にもかかわらず創作意欲は衰えず、ふたたび油彩や墨絵ドローイングを制作し続けました。
杣木浩一×宮脇愛子
会期:2024年8月20日(火)〜8月31日(土)
休:日・月・祝
時間:11:00〜19:00
会場:ときの忘れもの
東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS 03-6902-9530
http://www.tokinowasuremono.com
*ギャラリートーク ※要予約
講師:梅津元、杣木浩一
日にち:2024年8月24日(土)
時間:15:00〜16:30
参加費:1000円
※予約はinfo@tokinowasuremono.comまで(名前、電話番号、予約人数を記載のうえ)。
経路
JR山手線「駒込」駅・南口、東京メトロ南北線「駒込」駅3番出口を出て、駅前の大通り(本郷通り)を、バスターミナルを越えて駅から離れる方向に歩く。東京メトロ南北線「駒込」駅1番出口からの場合は出てそのまま直進。「餃子の王将」を通過、「上富士前」交差点(交番のある「不忍通り」との交差点)をまっすぐ渡ってから左折し、1つ目の角を右折、次の十字路の角左側の建物。徒歩約8分。
車椅子
建物入口に段差あり。建物内は階段のみの3階建て。展示空間内を車椅子で移動することができません。車椅子から降りて歩くことができる方にはスタッフのサポート可能。
SNS
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