

このたびキンカンパブリッシングより、大西みつぐ写真集『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』を2025年6月に刊行いたします。あわせて、6月26日(木)から7月13日(日)まで、OGU MAGにて出版記念展示を開催いたします。
大西みつぐは1952年、東京・深川に生まれ、1970年代から現在に至るまで、東京の下町や湾岸地域を中心に、市井の人々の姿や移りゆく風景を長年にわたり撮り続けています。その作品には、日常に根ざした視点と時代感覚があらわれ、日本のスナップショット写真におけるひとつの重要な系譜を形作ってきました。
本写真集『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』には、1970年代に撮影された初期モノクロスナップ62点を収録。展示では、銀塩ヴィンテージプリントに加え、コンタクトプリントや資料、大西自身による当時の下町の「記憶地図」なども紹介いたします。作品や資料を通して写真集の世界を読み解いていく構成となっております。また、会期中にはトークイベントも開催いたします。大西が記録した小屋掛けの興行などの映像作品上映に加え、元『アサヒカメラ』編集長の佐々木広人氏をゲストに迎え、写真、下町、1970年代の風俗について語り合います。ぜひこの機会にご高覧ください。
(プレスリリースより)
出版記念展示:大西みつぐ「町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s」を読む
会期:2025年6月26日(木)~7月13日(日)
開催日:木・金・土・日曜
時間:13:00~19:00
会場:OGU MAG
住所:東京都荒川区東尾久4-24-7
電話:080-5523-6604
www.ogumag.com
*トークイベント:路上の身振り、写真と街、70年代の残照
佐々木広人(編集者・元アサヒカメラ編集長)×大西みつぐ(写真家)
◆トークでは、かつて大西みつぐが撮影した「小屋掛けの興行」などの映像を特別上映いたします。
日時:2025年6月28日(土)17:00〜18:30
受付開始:16:30
開場:16:45
参加費:1,500円(1ドリンク・ポストカード2枚付)
定員:20名
受付:予約制。Kinkan Online StoreまたはOGU MAG店頭、info@ogumag.comにて受付いたします。
予約開始日:6月14日(土)
◆定員になりましたら、予約受付を終了いたします。ご了承ください。
〈写真集〉
大西みつぐ写真集『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』
大西みつぐは1952年、東京・深川に生まれました。1970年代より自身の暮らす東京の下町や湾岸地域を中心に、市井の人々の姿や移りゆく風景を撮り続けています。日常に根ざした視点と時代感覚を併せ持つその作品群は、日本のスナップショット写真における重要な流れを形づくった作家のひとりとして、現在も多くの写真家や表現者に影響を与え続けています。
本書『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』は、大西が20代の頃に撮影した、初期のモノクロスナップ62点を収録した写真集です。1970年代の東京・下町を中心に撮影されたこれらの写真には、当時の町の空気感や人々の暮らしの気配が、瑞々しくも成熟した眼差しで捉えられており、後の大西の歩みを予感させます。
巻末には、大西自身によるテキストに加え、写真や映画、都市文化、そして庶民の生活に深いまなざしを注いできた評論家・川本三郎氏による寄稿文を収録。
1970年代の東京下町の記録として、また写真家・大西みつぐの出発点を示す一冊として、時代と視線が交錯する記録となっています。
(プレスリリースより)
糸かがり上製本/モノクロ印刷/182×252mm/80頁/500部限定
刊行:2025年6月(キンカンパブリッシング)
テキスト:川本三郎・大西みつぐ
アートディレクション/デザイン:山田洋一
価格:5,720円(税込)
経路
◆JR山手線・京浜東北線「田端」駅・北口を出て、右手にあるタルトの店「à la campagne」を過ぎてすぐ右折。「田端ふれあい橋」の歩道(歩行者専用橋)に入る。右側にある「HOTEL B4T TABATA JR-EAST」を過ぎたところ右手の階段を下る。地上に降りたら右手に「だるまや食堂」。その前を通過して突き当たりを左折。交差点に出る。直進(左角に「メガネエポック」)。「ローレルバンクマシン株式会社」に突き当たるように道なりに左へ。そのまま直進する。「野川第四小学校」に突き当たり、右折。すぐの二又(東灌森稲荷神社)を左に進む。左手に公園。踏切、高架、踏切を通過して直進。大きな通り(明治通り)に出る。「田端新町二丁目」交差点をさらに直進。右手にある黄色い看板の自転車屋の角を右折。居酒屋などを通過して、最初の「四つ角」右斜め角。こげ茶色のタイルの建物1階。徒歩8分。
◆日暮里・舎人ライナー「赤土小学校前」駅・西口から地上に出たら、階段の進行とは逆方向に大通り(尾久橋通り)を進む(スギ薬局ではない方)。エレベーターで地上に出た場合は右方向に進む。コインパーキングと不動産屋の角を右折して直進。しばらく行くと、右角に看板の見えづらい「セブン–イレブン」。そこを左折。商店街「おぐぎんざ」に入る。材木店を過ぎて四つ角の左斜め角。こげ茶色のタイルの建物1階。徒歩3分。
車椅子
入口に数センチの段差あり。会場内に数段の階段あり。会場スタッフのサポートが可能。
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