ストラポンタン(展覧会紹介など)

西村藍展 ─Reprise─ NISHIMURA Ai

西村藍「shooting star」 2025 岩絵具、金箔、高知麻紙 162.0×200.0cm
西村藍「心臓を交換する方法」 2024 岩絵具、金箔、高知麻紙 162.1×130.3cm

 
西村藍は1988年神奈川県生まれ。
 
宗教画を思わせる厳かな雰囲気の漂う作品の多くは、舞台の一場面のように設えられた空間に、黒い布を纏った人物や頭から白布を被った人物が描かれています。目を閉じ、布で視線を遮る彼らは、物語に没頭しているようにも、あるいは何かから目をそらすために役割を演じているようにも見えます。日常生活の中で感じる社会への矛盾などが織り込まれているという西村の物語は、登場人物の見えない視線の先だけでなく、私たちの日常という舞台でも繰り広げられているのかもしれません。
今展では、幅2mの大作を含む新作を展示いたします。戯曲や文学作品にモチーフを得るという西村が演出する舞台でどのような物語が語られるのか、お見逃しなく、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。(プレスリリースより抜粋)
 

〈作家コメント〉
 
昨今、多くの人が、ありのままの自分で生きたいと願いつつ、与えられたシナリオから逸脱してしまうことへの不安の間で揺れ動き葛藤しているのではないかと感じている。そういった日常の社会の中に見えてきたものを、シェイクスピアの言葉「人生は演劇である」になぞらえ、演劇の一幕のような作品を制作している。

プレスリリースより

 
humanité lab
西村藍展 ─Reprise─ NISHIMURA Ai
会期:2025年6月16日(月)〜6月21日(土)
休:会期中無休
時間:10:30〜18:30(最終日17:00まで)
会場:ギャルリー東京ユマニテbis
住所:東京都中央区京橋3-5-3京栄ビルB1F
電話:03-3562-1305
https://g-tokyohumanite.com
 
経路
◆東京メトロ銀座線「京橋」駅2番出口を出たら横断歩道を渡らずに大通りを左へ進む。「ドトール」を通過し次の角を左折。右側。徒歩2分。
◆都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口を出て直進。高速道路手前の、茶色いドアにツタのからまる建物の角を右折し直進。「酒蔵駒忠」「主婦と生活社」を通過し左側。
中央通りからの場合。京橋の高速道路脇「警察博物館」左脇の道を入り直進。右側。
 
車椅子
建物入口に縁石と1段(計2段)の段差あり。一時的に車椅子を降りて入場するか、介助者と(1階のみ)。地階(bis)へは階段のみ。
 
SNS
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