ストラポンタン(展覧会紹介など)

in ten years─風景論のために 中根秀夫 新写真集刊行記念展

2024-0630 05:59 / 富岡町 仏浜(合歓)
2023-1210 06:29 / 富岡町毛萱
forget-me-not / 2025-0421 13:21
oregano kent-beauty / 2025-0618 11:19

 

美術家 中根秀夫は2013年より福島県浜通りを幾度となく訪れている。
震災の当事者ではなく、しかし同時に福島から送られてくる電気を無自覚に消費する当事者として。
他者の痛みや悲しみに寄り添うことの「不可能性」について考える、
そこにあらたな「風景論」が生まれてくるであることを思いながら。
今回2021年冬から2024年夏にかけて撮影された福島県浜通り、常磐線沿線の現在と現実を問う内容として
刊行された写真集『in ten years─うつくしいくにのはなし/理想郷』の刊行記念として、写真集からとこれまでの作品、
新たな作品を加え全16点を展示し、活動の展望をおこなう。
プレスリリースより一部編集して転載

 

10月12日より、福島県郡山市のトトノエルgallery cafeで2年ぶり2回目の、そして「新写真集 in ten years ─うつくしいくにのはなし/理想郷 刊行記念展」第2弾の個展を開催します。郡山市は震災直後に富岡町からの集団避難を受け入れた経緯があり、今回の個展では富岡で撮影した写真をメインに組み直し、写真集から4点と最新の撮影1点の大型作品5点、さらに自宅ベランダの小さな花を撮影した「ちいさなくに」のシリーズから新作6点他を展示します。
中根秀夫ウェブサイトより転載

2023年の秋に福島県郡山市内のカフェギャラリーで個展を開催した。そこで「震災から10年」という言葉では括ることができない「浜通り」の現在/現実を知ることになる。「やり残したこと」をやるべきではないか。漠然とそう考えていた。震災と原発事故の当事者ではなく、しかし同時に福島から送られて来る電気を無自覚に消費し続けた方の当事者として、この土地を通して考え続けること、美術家としてその事実に自覚的であり続けること。「傷」や「痛み」について何度でも問い直すこと。他者の悲しみに寄り添うことの「不可能性」について考えること。そこに新たなる「風景論」の地平が開かれるであろう。
中根秀夫ウェブサイトより転載

 

in ten years─風景論のために
中根秀夫 新写真集刊行記念展

会期:2025年10月12日(日)〜11月12日(水)
開場:日・月・火・水曜
時間:12:00〜17:00
会場:トトノエル gallery cafe
住所:福島県郡山市希望ヶ丘1-2 希望ヶ丘プロジェクト内
電話:024-901-9752
http://www.totonoel-gallery-cafe.jp
 
◇中根秀夫ウェブサイト
https://hideonakane.com
 
ギャラリートーク
日時:11月3日(月・祝)14:00より(1時間半ほど)
会費:1,500円(コーヒー付き)
申込み:Instagram DM、店頭、電話(営業時間内)にて
 
[作家在廊日]
10月13日(月・祝)、11月2日(日)

 

経路
◆JR「郡山」駅・西口から福島交通バス乗り場で9番または10番のりばで「希望ヶ丘入口」を通るバスに乗車(交通系ICカードは使えない)。「希望ヶ丘入口」で降車。信号のある交差点へ。「かいてん焼藤屋」「おかめ」の向かいのグレーの建物。徒歩すぐ。
◆自動車の場合は、店舗横に3台分の駐車場、および希望ヶ丘商店街にも駐車場あり。

 

車椅子
段差あり。入るのは困難。

 

SNS
https://www.instagram.com/totonoel_gallery_cafe/