ストラポンタン(展覧会紹介など)

中村晃写真展「continuum」

 
中村晃
東京生まれ。
動植物などの生命体を通して、人間本来の在り方を模索した写真作品を制作。
生命体が持つ根源的な神秘さに焦点を当てながら、近年、自身が撮影した写真に点字や数字を暗号化して、それらを融合させた作品なども発表。
写真表現の可能性を広げるべく、さまざまな表現法を実験的に試みながら活動を続けている。
(プレスリリースより)
 

呼吸。
それは、生命の律動が内と外をつなぐ行為であり、
存在がその場に根を張るためのリズムである。
 
酸素を取り込み、内なる世界へ送り込み、それを放出して外界と交わる。
吸うことは可能性を迎え入れることであり、吐くことは不要なものを手放すこと。
こうして生命は絶え間なく循環し、静けさと活力の間を行き来している。
 
酸素は見えないながらも確かな存在感を持ち、
体と心を結ぶ大切な要素として存在そのものの根源的な営みを象徴している。
 
近年、大気汚染が進み、ウィルスが蔓延したことで、その透明な世界を曇らせた。
工場からの煙、車の排気ガス、それらが空気に不純物を混ぜ、無色の酸素の清らかさを蝕んでいる。
澄み切った空を仰ぐ機会が減るほどに、私たちは初めてその大切さに気づき始める。
特にコロナ禍を経験したことによって、無意識に行っていた呼吸をするという行為が意識されるようになり、再び酸素の尊さが浮かび上がった。
 
当たり前に呼吸が出来る幸せ。
必要不可欠である酸素が空気に満ちている幸せ。
それは、私たち人間が永遠に守るべきものであり、日々感謝すべきものである。

プレスリリースより

 
中村晃写真展「continuum」
会期:2025年4月25日(金)~4月30日(水)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
会場:Alt_Medium
住所:東京都新宿区下落合2-6-3堀内会館1F
電話:03-5996-8350
http://altmedium.jp/
 
経路
◆JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場」駅・早稲田口を出て左へ進み「BECK’S」前の横断歩道を渡る。目の前の商店街「さかえ通り」を直進。商店街が終わり「東京富士大学」手前の橋を右に渡る。蛇行する道、「日本外国語専門学校」を過ぎ、右手に「セブン–イレブン」のある二叉路を「セブン–イレブン」側に進む。線路を越え大通り(新目白通り)に出てそのまま歩道橋脇の横断歩道を渡り正面奥。徒歩7分。
◆線路を避けるための迂回路は、早稲田口をロータリーの方へ出て左側に見える稲門ビル(「マクドナルド」「ねぎし」などが入っている)の「セブン–イレブン」の角を下り突き当たりの「新目白通り」へ。左折ししばらく進み、「新宿区下落合二丁目」の歩道橋手前の横断歩道を渡り正面奥。
 
車椅子
車椅子のための段差補助の用意あり。入口で会場へ電話を。会場入口にその旨の記載あり。
 
SNS
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