252525三木俊治─すべのたづき

 

三木俊治は旅をする彫刻家です。そこで得た数々の風景や現象、各地域の歴史や文化、また多くの人々との出会いが創造の源泉となり作品の重要な要素となっています。代表作である「行列」シリーズもインド放浪中の経験をもとに制作された作品です。「行列」は遠方から見ると全体が調和し一つの完成したフォルムとして成立している様に感じられますが、子細に観察すると抽象化され記号化された人物像が望外に表情豊かであり、個々それぞれが雄弁に自己の存在を語りかけてくるかのようにも見受けられます。ある種の多様性を尊重しつつ共存する理想郷のような世界観を彫刻作品として具現化していると解釈することができるのかもしれません。人間を広く深く観察し、動作や所作といった動的要素から機微な内的心情までを巧みに抽出し、且つまた地球全体を俯瞰するかのような視点で彫刻を制作し続ける三木の作品を是非この機会にご高覧頂ければ幸いです。

(フラットリバーギャラリー企画)

 
1999年9月9日、9が五つ連なる千年に一度の日に
南仏ニースの個展から「THE DAY project」は始まった
 
第1期 1999年9月9日〜2012年12月12日=99999〜121212
第2期 2013年13月13日〜2024年24月24=131313〜242424
第3期 2025年25月25日〜=252525〜がここから始まる
 
『おもひやる すべのたづきも いまはなし きみ(貴美)にあはずて としのへぬれば』
【意訳】“貴美=たっとき美”に会わないで年が過ぎた 美の万人普遍基準はないと知りつつも 美に恋した私の寄るべき術と頼るべき方法は 止むことなく続けること

(三木俊治)

 
252525三木俊治─すべのたづき
会期:2025年1月25日(土)~2月8日(土)
休:日曜・月曜
時間:13:00~18:00
会場:フラットリバーギャラリー
住所:東京都千代田区平河町2丁目4番7号スタンプスタンダードショールーム内
電話:03-3239-1258
メール:info@f-r-gallery.tokyo
https://f-r-gallery.tokyo/exhibitions/talk-with-the-sky/
 
経路
◆東京メトロ有楽町線「麹町」駅・1番出口を出て、すぐの横断歩道を「花屋」「日乃屋カレー」の方に渡り右折。「TULLY’S COFFEE」「松屋」などを通過、「厚生会館」の看板、レストラン「平河町かなや」を過ぎてすぐ左折し、右側すぐのガラス張りの建物1階。黒い立て看板あり。徒歩2分。
◆東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」駅・9b番出口を出て、進行方向に進む。右側に「千代田区立麹町中学校」あり。「日本都市センター会館」「ホテルルポール麹町」を通過。「HYPERION GOLF STUDIO」の角を右折。右側すぐのガラス張りの建物1階。黒い立て看板あり。徒歩5分。
◆東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅・1番出口を出て右へ直進。「オリジンデリカ」を通過し、次の角(「半蔵門デンタルオフィス」の角)を右折して直進。「ゆで太郎」を通過。「トライアングル」を過ぎたらすぐに左折。坂を下り自販機の並ぶ「宅急便センター」を右折。突き当たり手前左側にあるガラス張りの建物1階。黒い立て看板あり。徒歩5分
◆JR中央線・総武線および東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅・麹町口を出てすぐの「四谷駅前」交差点を「上智大学」(円筒形に見える建物のある方)の方へ渡る。「上智大学」を右に見て大通り(国道20号)を進む。「あおぞら銀行」を通過。「セブン–イレブン」を通過。「ローソン」を通過。もう一度「セブン–イレブン」を通過。「ココカラファイン」を過ぎると東京メトロ有楽町線「麹町」駅・1番出口(「麹町四丁目」交差点)。横断歩道を「花屋」「日乃屋カレー」の方に渡り右折。「TULLY’S COFFEE」「松屋」などを通過、「厚生会館」の看板、レストラン「平河町かなや」を過ぎてすぐ左折し、右側すぐのガラス張りの建物1階。黒い立て看板あり。徒歩12分。
 
車椅子
ギャラリー入口の幅(内法)は80cm弱。6~7cm程度の段差あり。車椅子単独の場合はギャラリーへ電話を、スタッフが対応。ギャラリー内に段差なし。展示状況によっては移動可能範囲が狭まることあり。その他、気軽に問い合わせを。
 
SNS
https://www.instagram.com/flat_river_gallery/