

《台北再会》は、故郷である台北をあらためて感じ取り、探っていくための旅の記録である。撮影は2015年の春から夏にかけて行われた。当時、私は大阪に留学しており、休暇を利用して春と夏の二度にわたって台湾へ戻り、合計およそ二ヶ月のあいだ、ほぼ毎日カメラを持って街を歩いた。直感と感覚に導かれるまま、そのとき出会った人や出来事を撮影し、計157本のフィルムを撮影した。
海外での生活に慣れていた私にとって、台北はどこか懐かしく、同時に少しよそよそしい場所として立ち現れ、強く感覚を刺激する存在だった。蒸し暑い気候、午後に突然降り出す雷雨、新旧が入り混じる街並みや建築、飽和した色彩、むき出しの音や匂い・・・・。 街のあらゆるものが、無防備なまま身体に押し寄せてくる。
私はその反応に身を委ね、直感のままシャッターを切り、あのときの台北と自分自身を記録していった。
(林軒朗)



©林軒朗
展示内容:カラー約50点
林軒朗 リン シュエンラン Lin Hsuan-Lang
1987年、台北生まれ。現在は雑誌や舞台、イベント撮影を中心にフリーランスとして活動。ストリートスナップを通じ、異郷感と帰属意識、そして人々の感情の結びつきをテーマに制作を続けている。鮮やかな色彩に満ちた街の風景の中に、静寂と内面的な感覚を織り交ぜながら、台湾の日常風景を独自の視点で捉えている。
プレスリリースより編集・抜粋して転載
◇ウェブサイト
https://www.hsuanlanglin.com
◇Instagram
https://www.instagram.com/hsuanlanglin/
台湾若手写真家合同個展
PHOTO ONE
林軒朗 写真展「台北再会」
会期:2026年8月3日(月)〜8月16日(日)
休:会期中無休
時間:12:00〜20:00
会場:photographers’ gallery
住所:東京都新宿区新宿2-16-11-401
電話:03-5368-2631
https://pg-web.net
- 東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅・C7出口を出てすぐの角を右折(「ファミリーマート」を左に見て)して進む
- 突き当りを左折し、左側2軒目「そば処更科」のあるビルの4階。徒歩3分。
会場のある4階まで階段のみ。
