黒田克正展「今、ここにあるということ」

黒田克正「飛翔」2024 アクリル、キャンバス 80.5×100.0cm
黒田克正「立つ女」2024 アクリル、キャンバス 117.0×91.0cm

 
黒田克正は1945年滋賀県生まれ。ニューヨークのグラフティアートに影響を受け、油彩にとどまらず、様々な素材を駆使したパワフルで即興的なペインティングが特徴です。
黒田の絵画は、日々積み重ねている「描く行為」の集積を原点に、無数の線描と色相が複雑に交錯する画面によって構築されています。勢いのある線描がより際立つ今回の作品は、50号の大作を中心に新作17点が出品されます。(プレスリリースより抜粋)
 

絵画制作は発想を元にして描くという行為でありながら、制作の過程においては常にイメージの新たな発生の源泉でもある。僕の制作の始まりは自身のさほど強固でもない記憶の断片からで、その為か、着地点変更の誘惑に絶え間なく晒される。描画材の定着作業や、ときどきの刹那的な色彩に、まるで子供のように酔いしれるのだ。僕はその姿勢において極めて軟弱であり、享楽的であり、鑑賞者に対して横暴でもある。
それは僕の日常の、その場にいる精神的・肉体的感覚そのままに、描くことを息をすることほどに一体化させる絵画行為でありたいからで、それが僕にとっての今生きる時間や周りとの唯一の接点であると思っているからだ。

プレスリリースより

 
黒田克正展「今、ここにあるということ」
会期:2025年2月20日(木)〜3月7日(金)
休:日曜、祝
時間:10:30〜18:30
会場:ギャルリー東京ユマニテ
住所:東京都中央区京橋3-5-3京栄ビル1F
電話:03-3562-1305
https://g-tokyohumanite.com/exhibitions/2025/0220.html
 
経路
◆東京メトロ銀座線「京橋」駅2番出口を出たら横断歩道を渡らずに大通りを左へ進む。「ドトール」を通過し次の角を左折。右側。徒歩2分。
◆都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口を出て直進。高速道路手前の、茶色いドアにツタのからまる建物の角を右折し直進。「酒蔵駒忠」「主婦と生活社」を通過し左側。
中央通りからの場合。京橋の高速道路脇「警察博物館」左脇の道を入り直進。右側。
 
車椅子
建物入口に縁石と1段(計2段)の段差あり。一時的に車椅子を降りて入場するか、介助者と(1階のみ)。地階(bis)へは階段のみ。
 
SNS
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