HOPE 川口祐

 
川口祐の作品を前にすると、考えることを余儀なくされる。答えらしきものはなかなか得られない。また見に行って、また考えるだろう。「床に」とある。展示された絵画は多くの場合壁に、垂直に位置している。水平に、地面にということなのだろうか。案内状には「展示期間中に行うトークイベントは、そこに作られる「場」として作品と同じ意味を持つと考えている」とも記されていた。
 

有史以来、我々は常に土地を争って来た。ウクライナに住む人々にとっては郷土であり、領土では無い。
またアメリカンインディアンは土地を所有する概念が無いと言う。ここHAGISOの床に、地面絵画を作ってみる。そこはどこなのだろうか。皆さんに足を踏み入れて欲しいと思います。

案内状から転載

 
HOPE 川口祐
会期:2024年7月10日(水)〜8月4日(日)
時間:毎日8:00〜10:30/火〜木曜12:00〜17:00/金〜日曜12:00〜20:00、7月15日(月)は12:00〜17:00も営業、7月16日(火)は8:00〜10:30のみの営業、7月12日(金)はトークイベントのため〜17:00
※休業日など最新情報は会場のインスタグラムをご覧ください
会場:HAGISO
住所:東京都台東区谷中3-10-25
https://hagiso.com/hagiso/
 
*トークイベント「場から生まれるアートについて」
日時:2024年7月12日(金)19:00–20:30
川口祐+佐藤真紀(国際協力アドバイザー)
参加費:500円(1ドリンク付)
予約不要
 
経路
◆JR・京成・日暮里・舎人ライナー「日暮里」駅・西口を出て右側にある道路を進む(郵便ポストを越えて)。「セブン–イレブン」を通過、「LIVE DOG」のある二股道で右の道を選び「夕やけだんだん」を下る。「谷中ぎんざ」の門をくぐってすぐ左折。その先の十字路をまっすぐの方向に進む。「順の家」「弘和洞」を通過、お寺の隣の黒い建物。徒歩5分。
◆東京メトロ「千駄木」駅・出口2を出て、すぐの横断歩道を渡り左へ進む。次の信号を右折。突き当たりを右折し、すぐ左折。細い道を道なりに進むと、公園(台東区立岡倉天心記念公園)に突き当たる。左折しすぐ建物入口。徒歩5分。
 
車椅子
建物入口に段差あり。(ストリートビューでの確認)
 
SNS
https://www.instagram.com/hagiso_yanaka/(HAGISO)
https://www.instagram.com/yuyohaku/(川口祐)