ストラポンタン(展覧会紹介など)

蓬生ゆり展 Night of Rebirth

出品作品より
2024年の個展より
2024年個展の展示風景

 
絵画の探求の過程は、一人ひとりの作家にとってかけがえのない固有の道のりです。蓬生ゆりは、自分とは何者かという問いから絵の具をまといカンヴァスに身を投げ出すことによって自らの美術表現を立ち上げ、その原初の衝撃の残響はやがて色彩と形態の結晶となり、観るひとの意識に時間と空間を生み出す自律的な絵画へと成長しました。
最近作では、水の流れが地表を侵食していくように黒い粒子の流れが色彩の地形を刻みながら深い淵をのぞかせ、画面はその密度と硬度を増しています。その中にはもちろん、戦争や災害、気候変動やコロナ禍など、次々と迫り来る事象への思いも響いているでしょう。
そしてこの一年のあいだ、蓬生ゆりは自身にとってより直接的な危機、病いと向き合うことで、一つの覚醒を得ました。病状への不安と身体への制限は、むしろ彼女の意識を研ぎ澄まし、想像力と記憶の翼を拡げさせたのです。
 
「世界は単純で、私たちは輝ける塵であったことを思い出す。私はこれから、輝ける塵へ向かって一直線に生きようと思った。」
プレスリリースより
 
蓬生ゆりは1995年東京都生まれ。絵画(カンバスにアクリル、他)の展示。
 

蓬生ゆり展 Night of Rebirth
会期:2025年7月14日(月)~7月19日(土)
時間:11:30~18:30(土曜~17:00)
会場:ギャラリイK
住所:東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
電話:03-3563-4578
http://galleryk.la.coocan.jp/
 

経路
◆東京メトロ銀座線「京橋」駅1番出口を出てそのまま直進。交差点のところ、「ファミリーマート」の角を右折。黄色い看板の「酒蔵駒忠」の角を左折し左側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。徒歩2分。
◆都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口を出て直進。高速道路手前の、茶色いドアにツタのからまる建物の角を右折。右側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。
中央通りからは、京橋の高速道路脇「警察博物館」左脇の道を入り直進。四つ角左側にある黄色い看板の「酒蔵駒忠」を過ぎ左側、「COFFEEプラム」のある建物の4階。

 

車椅子
建物入口に8段の階段あり。

 

SNS
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