ストラポンタン(展覧会紹介など)

古川樹展「私の輪郭線」

古川樹「スーツ」2025 酸性染料、顔料、絹布 103.0×73.0cm
古川樹「ロングタイ」2025 酸性染料、顔料、絹布 162.0×97.0cm

 
画廊からの発言 新世代への視点2025」は、銀座・京橋を中心とした8画廊が各々に推薦する新鋭作家の個展を同時開催する企画です。ギャルリー東京ユマニテでは1990年生まれの古川樹を紹介いたします。京都精華大学にてテキスタイルを専攻、2014年に同大学大学院博士前期課程染織専攻を修了。関西を中心に個展やグループ展で作品を発表、今展は東京で初めての個展となります。
古川は友禅染の技法を使い、自画像を中心とした作品を制作しています。様々なファッションに身を包む画面の中の人物は、時にサイケデリックな色彩に負けない力強い視線でこちらを見つめます。自己というものには揺らぎがあり、日々外面や内面が変化するだけではなく、一日の中でも揺らぎ変化するものと考える古川にとって、友禅染という工程数の多い技法を用いる事によって、自己に対する客観性を持つことが出来ると言います。
今展では、100号の大作を中心に、自立する半立体の作品や版画など約15点の作品を発表いたします。当画廊では初めての展覧会となりますので、お見逃しなくぜひご高覧ください。
プレスリリースより
 
古川樹は1990年大阪府生まれ。
 

〈作家コメント〉
 
様々なものの境界が曖昧になってきている。
そんな中で、自分はどういった人間なのか、どういった振る舞いをすべきなのか、ファッションを通して考えている。
人は自分自身を直接見ることはできないが、自分を描くことで、私は自己を捉えようとしている。

 
画廊からの発言 新世代への視点2025
古川樹展「私の輪郭線」
会期:2025年7月21日(月・祝)〜8月2日(土)
休:日曜
時間:10:30〜19:00(最終日〜17:00)
会場:ギャルリー東京ユマニテ
住所:東京都中央区京橋3-5-3京栄ビル1F
電話:03-3562-1305
https://g-tokyohumanite.com
※2025年7月26日(土)17:00〜18:30は同会場にてトークイベントあり
 

経路
◆東京メトロ銀座線「京橋」駅2番出口を出たら横断歩道を渡らずに大通りを左へ進む。「ドトール」を通過し次の角を左折。右側。徒歩2分。
◆都営地下鉄浅草線「宝町」駅A3出口を出て直進。高速道路手前の、茶色いドアにツタのからまる建物の角を右折し直進。「酒蔵駒忠」「主婦と生活社」を通過し左側。
中央通りからの場合。京橋の高速道路脇「警察博物館」左脇の道を入り直進。右側。

 

車椅子
建物入口に縁石と1段(計2段)の段差あり。一時的に車椅子を降りて入場するか、介助者と(1階のみ)。地階(bis)へは階段のみ。

 

SNS
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