ストラポンタン(展覧会紹介など)

福田周平 個展『  と     の間には    がある』

 

福田周平、〈For temperature of colors 003〉、2026年。
和紙、銀箔、辰砂、湯の花の粉末。1000×1000×30mm。協力:岡本屋。
Photo: Shuhei Fukuda

 

福田周平、〈For temperature of colors 004〉、2026年。
和紙、銀箔、辰砂、湯の花の粉末。1000×1000×30mm。協力:岡本屋。
Photo: Shuhei Fukuda

 

本展は、異なる文化的背景を持つ日本人作家と韓国人キュレーターの出会いから始まりました。日本と韓国が共有してきた美的感覚の中にも、作品を見る経験や態度の違いがあります。本展では、その違いを区分したり一つにまとめたりするのではなく、異なる視線が同じ作品と空間に向き合うことで何が見えてくるのかに着目します。
 
福田は、日本画の伝統的な素材や技法を基盤としながら、制作後も続く素材の変化を作品の一部として扱います。正方形の銀箔を連ねた画面には一定の秩序が生まれますが、一つひとつの面は素材と環境の関わりによって異なる色や明るさを示します。〈For temperature of colors〉シリーズでは、銀箔、和紙、辰砂に湯の花の粉末が加わります。作家が選んだ素材や条件に環境の作用が重なり、表面に差異が蓄積していきます。
 
新作の立体作品は、この探究を空間へと広げます。〈佇在 / Presence 021-001〉と〈佇在 / Presence 021-002〉は同じ大きさと素材で制作されながら、それぞれ異なる表面を持ちます。正方形の反復は複数の面や稜線へと続き、作品の位置や方向によって周囲の光や距離が新たに浮かび上がります。鑑賞者は作品の周囲を移動し、一つの位置からは見えなかった面と、その傍らの空間をともに捉えます。
 
平面と立体が一つの空間に置かれるとき、作品同士の距離や余白、壁や床、光、鑑賞者の動きも鑑賞の一部となります。作品は場所の影響を受けると同時に、その場所の経験にも変化をもたらします。本展は、個々の作品の表面や形態から、作品と周囲がともにつくり出す場面へと視線を広げます。
 
プレスリリースより転載

 

福田周平
群馬県出身。2026年春より東京/京都を拠点に活動する現代アーティスト。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。日本画への研鑽を基盤に、伝統的な素材と技法を現代の造形表現へと展開する。主な素材である銀箔を自然環境にさらし、硫黄や湿度、温度などの条件によって表面が不可逆的に変色する過程を制作に取り込む。色や痕跡は、素材固有の性質と外部環境が交わるところに生まれる。福田はその変化を時間と現象に委ね、表面に現れる物質性を通じて、自然のありのままを重んじる東洋的な自然観と美的感覚を探求する。作品は固定された完成物にとどまらず、変容が持続する過程であり、人間と自然が互いに働きかける場となる。鑑賞者はその表面に向き合うことで、時間の流れや環境の作用を感覚的に経験する。
プレスリリースより転載
 
◇Instagram
https://www.instagram.com/shuhei.199431

 

Hyeonseok Heo
ソウルで活動し、現在は東京へと拠点を移しつつあるキュレーター。デザイン家具、工芸、写真を中心に展覧会やコンテンツを企画し、文章と写真を通じて記録・編集を行う。事物や現象の文脈と、その中で生まれる関係に関心を寄せ、韓国と日本のデザイン・工芸をはじめ、地域に根ざして続く文化的な活動を見つめ、展覧会やコンテンツの形で紹介している。現在は個人の住まいを活用したプロジェクト「Heouse」を通じて、家と暮らし、人々の関わりを観察し、場所と人の関係を探究している。
プレスリリースより転載
 
◇Instagram
https://www.instagram.com/2h__1s

 

Sangyun Shim
Sangyun Shim はソウルを拠点に、コレクティブルデザインと工芸の展覧会やコンテンツを企画する Tacet Collectible を運営している。現代美術を収集しながら作家と直接出会い、作品を支える思考や制作の過程を記録する。収集、対話、記録を通じて育まれた関心は、作品を選び、異なる作品を一つの空間に配置する独自の企画の基盤となる。アジアのコレクティブルデザインに目を向け、工芸、デザイン、現代美術を横断しながら、素材と形態、用途と鑑賞の関係の中に、メディアの分類だけでは捉えられない接点を探る。作家の言葉と作品に向き合う自身の感覚を展覧会やコンテンツへと移し、個人の好みから始まるまなざしが、他者と分かち合える視点へと具体化するあり方を模索している。
プレスリリースより転載
 
◇Instagram
https://www.instagram.com/shimsang_

 

福田周平 個展『  と     の間には    がある』
会期:2026年10月3日(土)〜10月18日(日)
休:月曜
時間:11:00〜19:00(最終入場18:00)
※オープニング:10月3日(土)14:00〜18:00
会場:es quart
住所:東京都台東区千束3-4-3-3F
電話:03-6240-6889
入場料:無料
作家在廊日:10月3日、4日、10日、11日、15日、17日、18日
共同企画:Hyeonseok Heo、Sangyun Shim
https://esquartgalerie.com

 

経路(日比谷線「入谷」駅)
  • 東京メトロ日比谷線「入谷」駅・3出口を出て、進行方向の反対を向く。すぐの信号のある交差点(角に「さぼてん」)を左折。しばらく直進
  • 「入谷一丁目」交差点を通過
  • 「大正小学校前」交差点を通過
  • 信号(角に「花見せんべい」)を通過
  • 「入谷二丁目」交差点を通過
  • 信号のある交差点を通過して大通り(国際通り)を渡る。直進。「せんわ通り」を進む
  • 次の信号のある交差点で、右角の甘味処(グリーンの縞模様)の方へ渡ってから右折
  • 左側すぐの白い建物「YUYU NO IE BAR」の角を左折
  • 左斜めへの道路と交わる直前、左側にある「台東区千束三丁目4」の表示のすぐ左に入口
経路(浅草線・銀座線「浅草」駅)
  • 都営浅草線・東京メトロ銀座線「浅草」駅・6出口を出て左へ。商店の連なるアーケード「新仲見世」を進む
  • 一旦アーケードが途切れるがそのまま直進。またアーケードに入る
  • 再度アーケードが途切れる。横断歩道を直進してまたアーケードに入り直進
  • アーケードが終わり、さらに直進。大通り(国際通り)の交差点を右折
  • 「公園六区入口」交差点を通過
  • 信号のある交差点を通過
  • 再度信号のある交差点を通過(左側にスーパー「ライフ」)
  • 「西浅草三丁目」交差点を通過
  • 次の信号のある五差路で、右前方の道(右にリフォーム店、左に茶色のマンション)を選び直進
  • その次の信号のある五差路で、右前方の道(右にビューティサロンヨシコ、左にアカギ企画のある「花園通り」)を選ぶ。道の左側を歩く
  • 左への脇道の角、「台東区千束三丁目4」の表示のすぐ左に入口
経路(つくばエクスプレス「浅草」駅)
  • つくばエクスプレス「浅草」駅・A1(国際通り方面)出口を出て右へ進む。すぐの「公園六区入口」交差点を通過
  • 信号のある交差点を通過
  • 再度信号のある交差点を通過(左側にスーパー「ライフ」)
  • 「西浅草三丁目」交差点を通過
  • 次の信号のある五差路で、右前方の道(右にリフォーム店、左に茶色のマンション)を選び直進
  • その次の信号のある五差路で、右前方の道(右にビューティサロンヨシコ、左にアカギ企画のある「花園通り」)を選ぶ。道の左側を歩く
  • 左への脇道の角、「台東区千束三丁目4」の表示のすぐ左に入口

 

車椅子

不明。